[高い化粧品ほど効果があるわけではない] 本当に肌に良い化粧品を探し求めて得た2つの真実①

肌断食
本記事はこんな方にオススメ

「本当に肌に良い化粧品を探し求めている方」

「高い化粧品は本当に効果があるのか疑問な方」

に特にオススメの記事です。

本記事の内容

私は大学生になりメイクを始めしばらくすると、ニキビ等の肌荒れに悩まされるようになりました。

正直それまでは特に肌トラブルで悩んだことはなかったし、肌も敏感な方ではなく、むしろ強い方だったと思います。

今考えると当時の私のスキンケア、メイク、クレンジングは肌の免疫を恐ろしく壊してしまうような、最悪な方法だったと思います。

今回はそんな正しい化粧品やスキンケアの知識がないまま、周りに流されていた私が、

肌やスキンケアの勉強をして肌トラブル改善に向かっていった経緯の中から得た2つの真実をご紹介していきたいと思います。

[肌断食] 本当に肌に良い化粧品を探し求めて得た2つの真実①

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化粧品は値段で効能が分かるわけではない

まずは化粧品の値段と効能のことをテーマに進めていこうと思います。

みなさんは化粧品の値段はどのように決まっているかご存知ですか?

多くの人は、効果や能力の高い化粧品が高価なものだというイメージを思っているかもしれません。

ですが化粧品業界では、そのイメージは現実的ではありません。

ここではその理由をご紹介していきます。

〇〇成分配合の罠

今ではCMや雑誌の宣伝で、「トラネキサム酸配合…ヒアルロン酸配合…」などと様々な配合成分の紹介がされています。

これらの成分たちは購買意欲を刺激する一つの手段として使われていたりもします。

例えば先ほど挙げたうちの一つのヒアルロン酸。

今では割とメジャーな美容に効果のある成分として多くの方に認識されているかもしれません。

しかし実際にヒアルロン酸という成分が、その化粧品の中でどのような役割を果たしているのかという部分まで理解して「肌に良い」と思っている人はあまり多くはないと思います。

実際は「〇〇酸」等の成分について、化粧品メーカー側から提示された美容効果のイメージを植え付けられている、という可能性も大いにあると私は思います。

ですがその成分が自分の肌に合うのかは、使ってみるまで分からないし、効果が出るのかもその人自身の肌の状況にもよるはずです。

だからこそ安易に「〇〇成分配合」という言葉に踊らされて、高価な化粧品を選ぶというのは得策とは言えません。

特許取得/自社開発の罠

それに加えて、化粧品の宣伝の際に「特許取得済み」「自社の独自開発」等の特別感や貴重性をアピールし、宣伝するという場合もよく見かけます。

そしてそのような商品は決まって、価格設定が高いものとなりがちです。

というのも、モノの値段は、そのモノ自体の価値に沿って設定されていきます。

その価値は色々な要因によって決定されますが、その価値決定の際に「貴重性」というものは大きく評価されます。

要するに「貴重なもの」「レアなもの」ほど、価値が高まり、値段も高くなるという考え方です。

しかしこの場合注意して欲しいのは、貴重なだけで、値段が高まり、本質的な価値が伴っていない場合があるということです。

例えば「自社の独自開発」を打ち出し、高価な価格設定で市場に出回っている化粧品です。

しかし、なぜ価格が高いのか。

多くの場合それは、自社で独自に開発しているからこそ掛かる研究費用という技術代。

また、他のメーカーにはない技術を使って、他に生み出されていない成分を作ったという貴重性の代金です。

この場合、製品の効能は結果論になり、後回しになりがちです。

あくまでも配合成分の貴重性に価値の重要度を置いているので、その成分自体の効能については二の次になっている製品とも言えるかも知れないのです。

高い化粧品ほど効果があると考えるのは危険

ここでは、値段と効能のバランスについてご紹介していきます。

値段と価値の認識を見直す

世の中では一般的に「金銭的価値の高いものほど、そのモノ自体の価値が高い」という認識があります。

例えばファンデーションひとつにしても、

デパートで1万円の価格で売られているものと、

100円ショップに売られている100円のもの。

どちらが価値が高いかと言われれば、世の中のほとんどの人が迷いなく、前者と答えると思います。

そう判断する理由はもちろんたくさんあると思います。

デパートの方が高級感があるから、

大手ブランドの化粧品に大きなはずれはなさそうだから、

安価な化粧品は良くない成分が使われていそうだから…。

どれもごもっともな意見に思えます。

化粧品の何に価値を見出すのか

しかしここで考えていきたいのは、「モノ自体の価値」をどう認識するのかという部分です。

例えば先ほどの「デパートの方が高級感があるから」と判断した人は、デパートの高級感あふれるイメージの部分に価値を見出しています。

「大手ブランドの化粧品にはずれはなさそうだから」と判断した人は、そのブランドに信頼を置いているからこそ商品に価値を見出しています。

「安価な化粧品は良くない成分が使われていそうだから」と判断した人は、安い成分は良くないというイメージを持っています。

逆に言えば「高価な化粧品には良い成分が使われていそう」というイメージを持っているわけです。

ですがこれら全て、化粧品の物質的価値の本質には触れていません。

どれもイメージや信頼といった、不確定な部分に価値や判断基準を置いています。

「出来るなら、本当に肌に良いものを選びたい」という潜在ニーズは誰しも抱えているはずです。

しかし気づけば、そことは関係のない部分で化粧品を選んでしまっているのです。

私はこれが肌トラブルを抱えるきっかけになる、大きな要因の一つだと思います。

化粧品の選び方

本来、化粧品の物質的価値にフォーカスしていれば、化粧品を選ぶときには多くの人がこのように考えるはずです。

その化粧品の成分が自分の肌に合うのだろうか、

なぜその値段で、どんな効能があるのだろうか。

値段と効能は比例しているのか。

そもそも今の私に必要なものなのだろうか?

私はこの化粧品選びかたの視点が足りておらず、肌トラブルを抱える原因を自分で作ってしまったと思っています。

肌は一生ものです。

みなさんが本当に良いと思える化粧品やスキンケアと出会い、自分らしい肌と巡り合えることをお祈りしています。

以上、jazziでした!

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