気が合う人がいないと感じている方
「友人はいるはずだけど、心から気の合う人がいなくて孤独感がある…。自分の本心や考え・価値観を人に伝えるのが怖い…。気の合う人の見つけ方が具体的に知りたい…。」
上記のような悩みに答えます。
本記事の内容
- 気が合う人がいないのはなぜ?
- 気が合う人の本当の見つけ方
- 気の合う人がいなくて孤独だった私を変えてくれたオススメ本2冊
この記事を書いている私は過去10年間、気の合う人がいない事で悩んできました。
当時の私は理由もなく、漠然と孤独感や人生の欠乏感を抱えていました。
そんな私が悩みながら試行錯誤し、2冊の本に出会い、考え方や価値観が変わっていき、人間関係の悩みが激変していった経験からこの記事を書いています。
今では自分の人間関係を含めた人生に心から満足と感謝をしています。
気が合う人がいない方の悩みとして、「どうやったら気の合う人にめぐりあえるのだろう…」という粛然としない悩みがあると思います。
「友人は居る。けれど、その友人たちと自分の考えや価値観が合わない。」
「自分の本心をその友人たちに話してしまうと引かれてしまうのではないかと怖い。」
「それと同時に、自分は変わり者なのだとある意味諦めて、心のどこかで人と一線を引いてしまう。」
これは以前の私の話です。今考えるとそれは心から気の合う人や信頼できる人がなかなかいなかったのだと思います。
だからこそ本記事では、気が合う人がいないと感じている方に向けて心から気の許せる、気の合う人の見つけ方を私なりにまとめていこうと思います。
※3分ほどで記事は読み終わります。3分後には、なぜ気の合う人がいないという悩みを抱えているのか気づきがあると思います。
[気が合う人がいないと思っている人へ] 気が合う人の本当の見つけ方
気が合う人が居なくて辛い時
「私とこの人とは気が合わない気がする」と何となく感じてしまう時。
相手の会話や態度、行動をみて「この人とはきっと気が合わない」と思ってしまう時。
気が合わないと何となく感じる場面は、生きていれば沢山あると思います。
気が合う人がいなくて辛い場面
小・中・高校
大学
職場
家庭内
ママ友
でもどの場面でも気の合う人や、心を許して話せる人が一人でも居れば、人はきっと割り切って先に進むことができます。
ではもし、気の合う人や、心を許して話せる人が一人も居なかったり、もっと気の合う人を見つけたい。そう願ってしまった時どうしたらよいのでしょうか。
全てを人に曝け出すことが良いとは限りませんが、本心を人に話せることで、心が軽くなったり、明日への活力やモチベーションに変わることは多くあります。
気が合う人がいないのはなぜ?
理由は大きく3つあると思っています。
- 気が合わないというレッテルを相手に貼っている
- 相手と自分の違いに目を向けている
- 自分と全く同じ価値観の人を気の合う人だと考えている
少なくとも過去の私はこの3点に当てはまっていました。
順を追ってみていきます。
気が合わないというレッテルを貼っている
「気が合わないというレッテルを相手に貼っている」という可能性はありませんか?
そもそもなぜ気が合う人がいないと感じてしまうのでしょうか?
私の場合は自分で「この人とは気が合わない」と勝手にレッテルやラベルを張り、決めつけている部分が少なからずありました。
なぜ気が合わないというレッテルを貼るのか?
自分との違いに目を向けている
その人の発言や態度、雰囲気や持っているモノ、表情を目にして、自分で何となく「私とは違う。」と、そう思っているのでないでしょうか?
でも本当に「私とは違う」のでしょうか?
というか、そもそも何が私と違うのでしょう…?
そんな事を思った時わたしは、
相手を、ある限られた分野やその分野に対する価値観だけで見ている自分に気づきました。
例えるなら、「お金」に対しての価値観が違う、だから気が合わない。とか、
「仕事」や「恋愛」に対しての考え方が違う、だから私とは気が合わない。
当時の自分はそんなふうに考えていました。
「〇〇が違うから、この人とは気が合わない。」と自分で決めつけていたんです。
自分と全く同じ価値観の人=気の合う人ではない
気の合う人がいない10年間を過ごして、私が感じたのは以下の2点でした。
- 自分と何もかも同じ価値観の人はいない
- 自分と同じ価値観の人を探し求めると孤独になる
「仕事」に対しての考え方が合わなくても、「恋愛」での価値観は似ていたり、自分自身に対しての価値観はすごく似ている人も居ますよね。
なのに私は、どれか一つの分野で合わなければ「この人」自体とは気が合わないと自分で決めつけていたんです。
今まで生きてきた時間も経験が違えば、事柄に対しての考え方や価値観、感じ方が違うのは当たり前のこと。
私と全ての経験も考え方も感じ方も、価値観も、すべてが同じ人なんてこの世の中に居るはずがないのに、そんな人を私は捜し求めていました。
そんな自分に似た人だけが「気の合う人」なのだと勘違いしていたのだと思います。
でも自分と何もかも同じ価値観の人を見つけるのって多分至難の技です。出会えたらそれこそ奇跡。
だからこそ当時は辛かったのを覚えています。
おそらく自分にすごく似た、気の合う人に出会いたいけど見つからなくて、漠然とした孤独感がありました。
気の合う人の本当の見つけ方
気の合う人を見つけたいのなら、この2点に尽きると思います。
- レッテルを外して相手を見る
- 相手と自分の違いを受け入れる
これまでに、気が合う人がいないのは自分で「この人とは気が合わない」とレッテルやラベルを張り、決めつけている部分が少なからずあるからだと書きました。
ではどうしたら気の合う人を見つけられられるのか。
それは自分の中に勝手にでき上がった、無意識な「この人とは気が合わない」という決めつけを解いてあげることだと思います。
本当にこの人とは気が合わないのか?
どこが自分とは違うのか。似たところや同じ価値観はないのか。
私はそんな根本の部分から立ち返り、考えてみました。
そうすると、価値観が全く違うように一見思えてしまっても、人生で大切にしたい事は同じだったり、
楽しいと思えることが全く違うように思えても、悲しいと感じたり、笑いのツボが同じだったり。
自分と全く同じ価値観を持つ人が居ないのならば、自分とすべてが全く違う価値観の人だっているはずがないことに気づきました。
必ず気の合う部分はあるはずなんです。
その人を限られた部分で見るのではなく、もっと広い目で見る事さえできればその人と自分の気が合うところだって見えてきます。
気の合う人がいなくて孤独だった私を変えてくれたオススメ本2冊
以下の2冊が、私の気が合う人がいないという悩みを解消してくれました。
- 嫌いになる勇気
- ザ・パワー
特にどんな方にオススメなのか順にご紹介していきます。
気の合う人が居なくて悩んでいる方:嫌われる勇気
嫌われる勇気はどんな本?
私が気が合う人が居ないと感じ、孤独感を感じていた大学2年生の頃に読んだ本です。
「すべての悩みは、人間関係の悩みである」と記されたこの本は、アドラー心理学について触れた本で、大ベストセラーとなりました。
人間関係に悩む人はもちろん、自分の人生や心に何か穴の開いたがあるような感覚がある方はぜひ読んでみてください。
読み始める前と、後とで、全く違う世界が見えるようになるはずです。
また心理学に興味のない方や、難しそうな内容はちょっと…という方にも、この本はオススメです。
会話文形式の読みやすい文章なので、友達が会話しているのを隣で聞くような感覚ですらすら読めます。
もし過去の私と同じように気の合う人が居なくて悩んでいる方がいらっしゃるなら、この本は救いの手を差し伸べてくれる本になると思います。読んでみて損はありません。
気の合わない人との人間関係に疲れ切っているという方:ザ・パワー
ザ・パワーはどんな本?
もし今回の記事の内容では悩みや疑問が解消されなかった…という方は、
もしかすると今は好ましい人間関係がそばにないのかもしれません。
そんな方には人間関係の断捨離が必要だと私は思います。
どう頑張っても気の合わない人と一緒に居続けるのは、心がすり減り、最後には心の病になる場合だってあります。
そんな好ましくない状況を打破するには、必要のない人とは距離を置く、遠ざけることも必要です。
好ましくない人間関係で消耗し疲れ切っていた過去の私が読んで、人間関係を整理する勇気をもらったのがこの本です。
アメリカではとても有名な本なのですが、日本ではあまり浸透していません。おそらく宗教観を含めた文化の違いからだと思います。
ですが日本人でも読んでいて、自然と元気が出て前向きになれる言葉や考え方、価値観が詰め込まれています。
気の合う人がいないことに加えて、気が合わない人といて消耗しつづけて辛い…という方にはこの本が本当にオススメです。
私にとってはグレーがかった世界をカラフルに彩ってくれた、そんな奇跡的な本で、今でも落ち込むんだ時に読み返しています。
気が合う人は見つけるんではなくてすでにあなたの傍にいる
私は「気の合う人はいない」のではなくて、本当はすでに私の周りに居るのだと思っています。
自分で「この人とは気が合わない」とレッテルやラベルを張り、決めつけてしまう色メガネをはずすことが出来れば、今すぐにでも「気の合う人」に出会えるはずです。
それは家族かもしれないし、古くからの友人かもしれないし、昨日知り合ったあの人かもしれないし、人それぞれです。
でも過去の自分に今ひとつ伝えられるのなら「気の合う人はいないではなくて、自分がそう決めつけているからいないんだよ。」ということ。
だから気の合う人が欲しいなら、自分で勝手にかけている色メガネをはずして、相手と自分を見てみてと伝えたいです。
以上、jazziでした。
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