本記事はこんな方にオススメ
この記事は公務員という職の断捨離をこれから終える。
またはすでに終えたという方向けの記事です。
「公務員を辞めたことを、周りからどう思われているか不安な方」
「公務員を退職した事に対して、前職の人たちに気まづさを感じている」
「公務員を辞めた時に、心残りがあった方」
本記事の内容
公務員を辞める場合、様々なタイプがあります。
自分の人生の新しいステージに進むために、ポジティブに公務員を辞める人がいれば、
体調や家族のことなど、色々な事情があって、公務員を辞めざるをえない人もいます。
または特に大きなきっかけがあった訳ではないが、とにかく公務員を辞めるという方も。
ですがどんなタイプの人でも、公務員を辞めるにあたって「後悔も心残りも全くない!」という状態の人は案外少ないはずです。
「あの時、ああしておけば…」という考えや、
「もっと出来ることがあったのでは?」なんて考えて、
少し落ち込んでしまう時もあるのが人間らしさだと私は思います。
そんなときに一番重要なのは、自分の気持ちや考えに気づき、ケジメをつけて、モヤモヤを消化する「火消し」をしていく事だと思います。
人は過去のことに引きずられていては、うまく前に進めないという場合も多いです。
だからこそ今回は、その公務員退職後のモヤモヤの原因と消化について考えていこうと思います。
私が公務員を退職した後に引きずったモヤモヤの原因とそのモヤの消し方
なぜモヤモヤの断捨離が必要?
公務員を辞めた理由は人それぞれにあると思います。
その理由が一見、人から理解されづらいものであっても、世間から非難されがちなものであっても、
私はその辞めた人自身が、辞める覚悟を持って決断した事なら、正直理由はなんでも良いと思います。
なぜなら辞めた理由よりも「辞めた後にどう生きていくか」の方が何百倍も重要だと思うからです。
(人によっては、辞めた後の人生の選択の方が、公務員を辞める事よりも覚悟の要る場合もあると思います。)
そして辞めた後に「辞めた後にどう生きていくか」を考える時に、知らない振りをできないのが、過去の自分の選択に対するモヤモヤです。
ずっとそのモヤモヤを抱えたまま生きていくのは正直、しんどいです。
下手したら、一生のトラウマとして、
その人の中に「公務員を辞めたことは失敗だった…」などとネガティブな出来事として残りかねません。
また人は不思議なもので、心や頭の中にモヤモヤを抱えた状態では、クリアに物事を考えることが出来なくなってしまいがちです。
自分の人生の歩みを次のステップに進めるためにも、
公務員という職の断捨離後に残ったモヤモヤに向き合い、断捨離をする必要があるのだと私は思います。
なぜモヤモヤが残ったのか自分を見つめてみよう
まずは今回断捨離するモヤモヤが、なぜ自分の中に残っているのかを考えてみましょう。
モヤモヤの原因を抱えるに至った経緯は人それぞれですが、そのモヤモヤは多くの人に共通しているものである場合も多いです。
ここではその具体例を、公務員を新卒1年で辞めた私の経験をもとにご紹介していきます。
みなさんと同じものがあるかもしれません。
「本当は公務員という職に未練がある」
意外と多いモヤモヤの原因に、「前職への未練や後悔がある」という例があると思います。
やりたかった事をやりきれずに、不完全燃焼なままの想いがあなたの中に残ってはいませんか?
自分の中の未練が、公務員退職後のモヤモヤとなってあなたの気持ちや考えに出てしまってはいませんか?
そんな時は未練や後悔のある自分がいるという事実を、自分で認めてあげることが重要かもしれません。
人は存在すること自体を認めなければ、物事を正しく認識することが出来ません。
そして自分を認めた後に初めて、未練や後悔の解消法を本気で考えてみましょう。
どうやったらその未練や後悔を解消できるのか、とことん考え追及していきます。
この時ポイントなのは、「公務員でしか出来ない」という思い込みを捨てることです。
あなたのやりたかった事は本当に公務員でないと実現不可能ですか?
「辞めたことには後悔はないが、周りの目を気にしてしまう」
対して、公務員を辞めたことに未練も後悔もない人も多いのではないかと思います。
安定していて、人生を安泰に過ごしやすい公務員を辞めようと決断する訳ですから、
それ以上に苦しい現実に直面し、公務員を辞めた方が楽だと思えるような出来事に遭遇した確率も高いと思います。
そんな場合は、自分がどう思われているのかという視点自体を捨て去ってしまうのはいかがでしょうか?
自分がどう思われるかなどと考えていては、自分らしい人生はやってきません。
自分ではない他者の物差しで、あなたの人生の物事を決めてしまうのは、勿体無いと私は思います。
そのためには一旦、周りの目を気にする自分を断捨離してしまうことが一番の早道ではないでしょうか?
「公務員を辞めた決断に、いまだに自信が持てない」
公務員を辞めたという決断に対して、自信が持てないという方も意外と多いと思います。
ですがそれは、「短期的なスパン」で公務員を辞めたという決断の結果を見ようとするからだと思います。
なぜなら辞めたという決断を良いものにするのも、悪いものにするのも結局はあなた次第だからです。
もし今、公務員を辞めた決断にあなたが自信を持てないのだとすれば、それは今の現状に不満があるからではないでしょうか?
「転職先が見つからなかったり、あるいは上手くいかない日々。」
「特にやりたいことが分からず、ただ時間を浪費する毎日。」
そんな状況にいれば人は誰しも、あの決断は失敗だったかもしれないと考え、自信を持ちづらいはずです。
ですがそんな時こそ、「この状況は永遠ではない、人生の一瞬に過ぎない。」と捉えてみてください。
まだ見ぬ数年後、あなたは想像もしていなかったほど豊かな環境に身を置いているかもしれません。
そうなった時、あなたはきっとこう思うはずです。
「あの時公務員を辞める決断をして本当によかった…。」
要は、あなたの人生の選択や決断を成功の一手と考えるか、失敗の一手と考えるかは、あなたのこれからの行動次第なのです。
決断の良し悪しなんて結局は、結果論です。
だからこそ公務員を辞めた決断を、早々に自分の中で評価し、結論づけてしまうのではなく、人生のもっと長いスパンで評価すれば、必ずや自信を持てる日が来ます。
「公務員を辞めても悩みは解決されず、結局以前と変わっていないor以前より悪化」
これは一番深刻な状況かもしれません。
公務員を辞めることで、自分の不満や悩みが解消されると思っていたのに、実際は違った…という場合です。
もしそのような状態にあるのなら、自分の事を見つめ直し、自分の軸を探る必要性があるかもしれません。
なぜなら、不満や悩みがあるから辞めた場合、基本的にその不満や悩みを解消するべくして人は行動しているはずです。
賃金に不満があったのなら、より給料の高い民間企業に転職するだろうし、
やり甲斐や充実感が足りなかったのなら、より自己実現を図れるような環境に身を置くはずです。
しかし、いまだに悩みは解決されず、結局以前と変わっていないor以前より悪化という事は、そもそもの自分の不満や悩みの要素を認識しきれていない可能性が高いのです。
なので私は自分を深掘りする時間を持つことを強くお勧めします。
そして自分の本当にやりたいことや興味のあることに飛び込む勇気を振り絞ることも重要です。
自分には無理だろうから…などと諦めたり、気づいていないふりをしていては、一生不満と悩みに苛まれる人生を送ることになってしまいます。
公務員を辞めるという大きな選択をしたあなたならきっと、自分の人生に真の意味で責任を持つ覚悟があるはずです。
ここまで大きな決断をしたのに、自分の人生のハンドルを握ることを放棄してはもったいない…としか私は思います。
これは全て私の話
ここまで読んでいただいて有難うございます。
先ほど上でご紹介したものたちは、私の実体験です。
私は公務員をしている時、悩みや不満があり辛かったですが、そんな経験を経ても、公務員を辞めた後にモヤモヤが残りました。
モヤモヤの理由は人それぞれだと思いますが、そのモヤモヤを抱えたままでは人は上手く前には進めません。
進めているように思えていても、いつか必ず何らかの形で、そのモヤモヤに直面せざるを得ない時が来ます。
もちろんそれも私の実体験です。
公務員を退職して6ヶ月経つ今、そんな事を痛感し今回記事にするに至りました。
皆さんが新しい人生の一歩を踏み出すお手伝いとして、この記事が役に立てれば、そんなに嬉しい事はありません。
以上、jazziでした!
コメント