お腹を満たすための働き方から心を満たすための働き方へ。

どうも、元公務員ブロガーのjazziです。

皆さん、働いていて心が満たされたことはありますか?

私は前職の公務員生活の中では、残念ながら心を満たす働き方が出来なかったと感じています。

公務員をしていた時の私の働き方は、「安定した収入を得て生きていくために、お金を稼ぐ」というものでした。

逆を返せば、安定のために、やりがいや楽しさは半ば諦めて働いていました。

ですが、他の職種や、業界で活き活きと働く社会人の方々をみてみると、私はどうしても、公務員のときの自分の働き方には何か大切なものが欠落していた気がしています。

その公務員時代の私の働き方に欠落していた何か…

その正体が公務員を辞めた今、段々と分かってきました!

今回はその正体について書いていこうと思います。

ここまでの話の中で、働くことに対する似たような違和感のある方や、公務員時代の私と同じような働き方をしている方は是非、チェックしていてくださいね♪

共感できる内容になっていると思います…!

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欠落していたのは「心が満たされる」という感覚

「安定した収入を得て生きていくために、お金を稼ぐ」というスタイルで働いていた私が足りないと感じたもの…

それは、公務員時代に私が半ば諦めていた、やりがいや楽しさなどを含めた「心が満たされる」という感覚でした。

当時の私は、安定した給料をもらい、生きてくために働いていました。

安定した給料を、公務員の充実した福利厚生とともに頂く…。

それだけで、満足すべきだと、私は恵まれていて、幸せな人生なはずだと自分を思い込ませようと必死でした。

ですが個人的に私は働く上で、その目にも数字にも表れない不確実な、やりがいや楽しさを得たいと思っていたんです。

ある意味、公務員という職の働き方は、その私が求めるやりがいや楽しさとは真逆のような働き方だったので、心は満足するどころか、どんどんとしぼんでいきました。

「このままではいけない。」

そう思った私は次第に、公務員という職のまま、心も満たす働き方はないかと模索するようになります。

心を満たす働き方が知りたい…!

その頃の私はとにかく、お腹も満たして、心も満たせる働き方がないものかと、周りにお手本となるような働き方の公務員がいないかと、必死で探していました。笑

ですが一方で、私の職場にいる周りの方々は、安定と福利厚生を求め、それ以外の事に関しては特に無関心でした。

だからこそ当時の私は、自分の公務員に求める働き方が、職場にいるまわりの方の求める働き方とは、相反したものだと嫌でも自覚せざるえませんでした。

その状況って、意外と苦しかったです。

職場には同志と呼べるような公務員が居なくて、表面上の会話は出来ても、内側の深いところでは何となく、繋がれていないような感覚がして、孤独な気がしていました。

そんな私はより一層、庁内外の講演会や研修に行き、本を読み漁り、どうやったら公務員でありながら、心を満たす働き方が出来るのかと血眼になって、探し続けました…。

その様なイレギュラーな公務員が集まる研修や講演会などの場に行けば、自分と似たような感覚で働く方や、今の働き方に違和感を覚える方に出会えるのではないかと思っていたからです。

中でも、スーパー公務員と呼ばれている方々の新聞の記事やインタビューの内容を見ると、

この人達に会い、話が出来れば「もしかしたら私が求める答え」があるのかもしれない!と感じていたので、話すことの出来る機会があれば必ず顔を出しました。

そして、その講演会や研修の後の親ぼく会という名の飲み会に参加していく中で、自然と目上の方や県内外の志高く公務員をしている方々にも出会い、繋がりもでき始めました。

所謂、スーパー公務員と呼ばれている、公務員としては規格外の力量や結果を出す方々にも出会えました。

その様な場で出会う公務員の方々は、当たり前に公務員という仕事に対して、やりがいや熱意、楽しさを求めている人が多かった印象です。

ですが、実際に会って、話してみて思ったことは、あまりそれまでと変わりがありませんでした。

なぜなら、彼らも私が疑問に思うことに対して、同じように疑問を持ってはいるけれど心のどこかで「しょうがない」「変わらないものもある」と割り切っている様だったからです。

「公務員はただでさえクビもなくて安定してるんだから、やりがいや楽しさまで求めたら罰が当たるのかな?」と、私はそんな事を思い始めました。

そして見つけた新しい選択肢

そんな風に、公務員という職では私の望むような働き方も人生も手に入らないのではないかと疑問に感じ始めた時、私は自分にとっての新しい選択肢をやっと、見つめるようになりました。

具体的には、「公務員を辞める」という選択肢です。

私は入庁してから、公務員という職のまま、心も満たす働き方はないかと必死に模索しました。

本当はあっさりと公務員を辞めれたら、どんなに楽かと半ば思っていました。

ですが、世間ではなりたい職業ランキング上位に食い込む、人気職業の公務員という職を自ら手放すことには強烈な抵抗感がありました。

大学の頃から必死に勉強して、試験に合格し、周りの就活生よりも何倍も苦労したのに、みすみす手放すなんて…と。

それに公務員でいることが心では苦しくても、実際は公務員という職に何とかしがみついてお金に不自由することなく、給料で生活していく事が「楽」でもありました。

ですが、県庁内外の研修や講演会にも一通り顔を出し、今の公務員の内情や何故、内情が変わらないかというリアルが何となくつかめた時、私は「公務員で居る」という選択肢を断つ決断をしました。

理由は二つです。

一つ目は、これからも公務員という職を、良くも悪くも変えようとするひとはマイノリティだという事。

二つ目は、私が今のままここに居ても、部署が変わっても、結局私は自分の大切にしたい働き方の価値観を犠牲にし続けることになると思ったからです。

それに、もし私が「公務員がお腹だけでなく、心も満たす働き方を出来るようになる変革」が興せたとしても、それが叶うのは一体、私が何歳の時なんだろう。と考えた時、私は一生を掛けて公務員人生を送ろうとは思えませんでした。

私は、お金だけではなくて、やりがいや楽しさなどの「心の満足」も得たいんです。要するに欲張りなんです。笑

そんなことを思った時、今のまま公務員で居ては、だめだと強く思いました。

ですが、この私が感じている働き方に対する疑念や不満は、何も公務員に限らず、サラリーマン、アルバイトやパート、専業主婦…等々、どの職種にでも、誰にでも、感じ得るものだと思います。

誰しも、やりがいもなくて楽しくない仕事なんかしたくない!と自分では意識していなくても、心の奥底では思っているのではないでしょうか?

当たり前に誰もが、やりがいや楽しさなどの「心の満足」を働きながら得れるような時が、来ることを私は心から願っています。

以上、jazziでした。

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