どうも、元公務員ブロガーのjazzi(じゃじー)です。
今回は以前、私が公務員を退職しようか悩んでいた時に一番の不安要素であったこと。ずばり「辞めて生きていけるの!?」という不安を解消してくれた、私にとっての言葉をシェアしていきます。
今の職を辞めようか続けようかと悩んでいるけど、やっぱり「生活」の事を考えると今のまま続けてお金が貯まった「その時」に辞めよう…。と思っている方も意外と多いのでは?実は私にも、そう考えていた時期がありました。
ですが退職してしばらく経つ今、振り返って当時を考えると、私にとっての「その時」は予定金額のお金が貯まった時でも、辞めた後にやりたい事が見つかった時でもありませんでした。
私は「その時」は自分で手繰り寄せるものだと、今は思っています。
この記事は、退職を悩んでいるが「生活」や「生きていく」ことを考えて、お金が貯まったら退職しよう…と考えていた当時の自分に今ならなんと声を掛けるのか。そんな想像をして書こうと思います。
もし同じような状態の方がいらっしゃいましたら、参考になればと思います。
1つ目の言葉「お金が貯まる見通しはたってるの?」
まず当時の自分にはこの言葉を送りたいです。
恐らくこう今の私が、貯めたいお金の目標金額を当時の自分に聞くと「とりあえず100万円は貯めておきたい!」そう答えます。
しかし、「じゃあその見通しはたってるの?」そう聞くと、その時初めて…「(あ、そういえば今の調子で貯まるの待つと、いつ達するんだろう?)」と考えたはずです。
悩んでいた当時は目標金額はあれど、いつそれが達成できるのかは時の流れに身を任せていればいつか来る…。そういう風な捉え方でした。それが悪いとは思いませんが、今考えると「お金も自分の人生の時間もを浪費していたな、ちょっと勿体なかったかも」と思います。
だからこそ今の自分が当時の自分になれるなら、まず目標金額達成までの見通しをたてます。
具体的には当時の自分に伝えるなら、生活に必要な毎月の生活費や年間の自動車税や車検代等の確定している出費の見積もりと、給料の支給額、ボーナスの支給額等の確定してる収入の見積もりを計算するように言います。
要は、収入と出費の関係をはっきり頭に入れ込むためです。当時の私は、口では100万円と言っていましたが、どこかで私にとっては100万円という金額が「どういう事を意味しているのか」というリアルを感じきっていなかったと思うからです。
たとえ計算の金額が正確ではなく間違っていたとしても、現実では予定通りいかなかったとしても、おおよその金額でもいいので目に入れます。その「見積もりを立てていく過程を目にする=リアリティを感じる」という行為自体に意味があると思います。
これで一気に目標金額達成への時間が格段に速くなると思います。今の私が懸念しているお金と時間の浪費を格段に防いでくれると思います。
2つ目の言葉「目標金額ってなんで100万円?」
次にこの言葉を送りたいです。
なぜなら当時の私にとって100万円というのは、「とりあえずそのくらいあれば辞めた後のしばらくは、何となく大丈夫な気がする」という超絶あやふやな考えのもと決定された金額だったからです。
今考えると突っ込みどころ満載です。例をあげると、
「とりあえずのそのくらいという金額に、100万円という目標金額は正しいか?」
「辞めた後のしばらくって具体的にどのくらいの期間?」
「そもそも何となく大丈夫ってなにが?!」
こんな具合です。笑
でも当時の自分にとっては「100万円があればキリが良くてなんか大丈夫そう。」そういう風な捉え方でした。
今の私なら当時の自分に、辞めた後どのくらいのお金が必要か見積もりを!とまず言います。ですが、見積もりを計算しようにも、辞めた後のことが想像できなければ無限の場合分けで見積もりを計算しなければいけなくなるわけです。
そういう風な状態って意外ときついんです。人は自分がなにに不安を感じているのか、はっきりと分かっていればそれに対しての対策や方針が建てられ、不安の解消が出来ます。でも何が不安なのかすら分からない「何となく不安」な状態では、不安の解消というものが一切できません。例えるなら、私は霧の中を一人で漂っているような状態に感じました。
だからこそ辞めた後なにをしたいのか。するのか。それがはっきりしている人はそのために出てくる不安要素がイメージでき、その不安を解消する術が分かればスパッと会社を辞めていきます。
やりたい事も特にイメージできず、辞めた後の不安を解消できない私だからこそ、とりあえず100万円というあやふやな目標金額を持っていたわけです。
そんな五里霧中な当時の私が現状を打開するには、「辞めたあとのビジョンを持つ」ことが必要だったと思います。でないと無数にある不安から逃れられずずっと辞められない状態が続いたと思います。
この記事の続きは
仕事を辞めたら、生きていけないのではないかという不安を解消する言葉②に続きます。
興味があれば是非見てください♪
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